1. はじめに 転職に踏み切れないのは経済的な問題が圧倒的に多い

転職を考える中で、最も大きな不安要素の一つが「お金の問題」ですよね
- 転職後の給料は下がるのでは?
- 家族を養っていけるのか?
- 退職金や年金はどうなるのか?
こうした疑問が頭をよぎり、結局転職に踏み切れないという人も多いでしょう。
本記事では、消防士の転職における金銭面の不安を具体的に解説し、解決策を提示していきます。

実は“年収の上がり下がり”よりも大切な視点についても解説しますので是非読んでください。
2. 消防士の給与と転職後の収入比較
消防士の平均年収
消防士の平均年収は地域や年齢によって異なりますが、我々アラフォー世代となると、概ね 600万~800万円 程度です。
これは民間企業と比較すると比較的安定しており、特に地方公務員としてのメリットも大きいです。



めちゃくちゃ高いとも言えないけど、決して低い水準ではない!という「この微妙なライン」が消防士を辞めにくい要因となっています。
転職後の収入はどうなる?
転職先によっては 年収ダウン する可能性がありますが、逆に スキルを活かせば年収アップも可能 です。例えば、
- 消防設備士や防災関連の企業 → 消防士の知識が活かせる
- 警備・保安業界 → 経験を評価されやすい
- インストラクターやトレーナー → 体力や指導力を活かせる
転職後すぐには収入が下がる可能性があるものの、キャリアアップを目指せば長期的には安定する道も多く存在します。



私の場合、見た目の収入は減ったけど、交際費などの支出も大幅に減りました!
生活の満足度は下がってないし、今後は消防士時代を上回る年収も期待できる!


【ここが一番大事なポイント】
本当に怖いのは年収が下がることではない!
実は転職で 最も怖いのは▶︎「自分の生活にはいくら必要かを知らないこと」なのです!
例えば、
目的もなく「とにかく年収を上げたい!」と思っているのは、 富士山に登りたいのか?裏山に登りたいのか?エベレストに登りたいのか?も分からず、とにかく高価な登山道具を買い漁るようなもの。
「自分がいくらあれば理想の生活ができるのか?」 を把握することで、 転職の不安を解消し、収入と生活のバランスを取ることができます。



不安の正体を知ることで、必要以上に怖がることなく転職に踏み出せるのです!
3. 転職後の金銭的リスクとその対策
- 転職したからと言って、収入がゼロになるわけではない!
- 収入は減るかも知れないけれど、上がる可能性はある!
その上で、どんな対策ができるのか?
3つ紹介したいと思います。
1. 退職金の有効活用
消防士を辞める際、退職金を受け取ることができます。この資金を一時的な生活費に充てることで、収入のブランク期間を補う ことが可能です。
アラフォーの退職金大公開の記事はこちら▼


2. 貯蓄を計画的に増やす
転職を考えた時点で、 生活費の6カ月分以上を貯蓄 しておくと安心です。
特に、転職活動中や新しい仕事に慣れるまでの間の金銭的不安を軽減できます。



大事なのは辞める前の準備だという事です!
3. 副業や資格取得でリスクを分散
消防士の経験を活かして 副業 を始めるのも良い選択肢です。
公務員では禁止されていますが、一般の企業で副業禁止はほぼありません。
- YouTubeやInstagramで消防関連の情報発信
- 消防設備士や防災士の資格を取得し、副業としてコンサル業務を行う
- フィットネスインストラクターとして活動する
これらを活用し本業以外でも収入を得ることができれば、転職後の収入の不安を軽減できます。


「勢いだけで辞めるのはNG」
準備を怠って勢いだけで辞めてしまうと、あとで後悔することになってしまうかも知れません。「なんとかなるだろう!」 で辞めると、
・予想以上に収入が減ってしまう
・ 再就職に時間がかかる
・ 貯金が底をつく
などのリスクを背負うことになります。



大事だから繰り返し伝えます!
▶︎「辞める前の準備が重要です」
5. まとめ
消防士の転職における「お金の不安」は、
✅ 退職金の活用 ✅ 貯蓄を増やしてリスクヘッジ ✅ 副業や資格取得で収入の選択肢を広げる
これらを準備すれば 最小限に抑えることができます!



そして大事なことは、「いくら必要なのかを知り、不安の正体を明らかにすること!」
▶︎いくら稼ぐためにどんな仕事があるのか、理想の未来を明確化することで、転職の一歩を踏み出しやすくなります。
不安がっているだけでは前に進みません。
転職したからといって収入がゼロになるわけではありません。消防士以上に高い収入を得る可能性もあります。


「消防士辞めたって生きていけますよ!」
このセリフは私より先に辞めた後輩から言われた言葉です!
その後輩は「自分のやりたい事を仕事にする」と言って消防を辞めました。
「消防士時代より、少し収入は減ったけど、毎日の仕事が楽しくてたまらない」と言っていました。
転職して10ヶ月が経った今、キラキラした顔であのセリフを言っていた後輩の気持ちがわかります。
勇気を持って、新しいキャリアに踏み出しましょう!
【消防士辞めたって生きていけますよ!】